先日からサツマイモを育て始めました。
肥料は控えめが基本ではあるようですが、
根の成長に必要なカリウム(K,カリ)は有った方が良いのでは
……と思うようになりました。
そこで調べたところ、草木灰が良さそうなことが分かったんです。
それと同時に、過去に蚊取り線香の灰が土壌改良剤になるかなどを調べたことを思い出し
結局曖昧な結論だったような……と気になりだしてしまい、
せっかくなのでチョット真剣に考えてみることとしました。
草木灰とは
先ずは草木灰についてです。
草木灰は草や木を燃焼させた後の灰です。
市販されていますし、農家では自作することもあるでしょう。
草木灰はカリウムを含む肥料として用いられます。
また、強いアルカリ性を生かして土壌改良剤としても用いられます。
他にも防虫・殺菌等に利用ができるんです。
家庭菜園ではじゃがいもの断面に使ったりしますよね。
今回は肥料としての草木灰について考えていきましょう。
肥料成分は灰にした植物により異なりますが、多くはカリウム(K)が6~7%程度です。
リン酸(P)も1~3%程度含みますが、窒素(N)は含みません。
野菜のつるぼけを引き起こすのは窒素成分なので、
つるぼけしないよう肥料を与えたい際にはうってつけの肥料となっています。
ただ草木灰のパッケージには成分比が書かれていないので、不安になるかもしれません。
これは草木灰が特殊肥料に分類されるためです。
特殊肥料とは、魚かす等の農家の経験等によって識別のできる簡単な肥料や
堆肥等の肥料の価値又は施肥基準を含有主成分量に依存しない肥料などのことです。
先にも記したように灰にした植物で成分は前後しますが、
基本的にカリウムは含んでいるとみて間違いありません。
灰とは
そもそも灰とはなんでしょう。
動植物は主に有機物から構成されています。
それを高温で焼却すると、完全燃焼して二酸化炭素や水蒸気などの気体となります。
一方、主には有機物ですが微量に無機物(主にカリウム・カルシウム・マグネシウムなど)
も含まれています。
無機物は燃焼しても気体にはならず固体として残ります。これが灰です。
このことから、どんな灰であってもカリウムは含まれていると考えられます。
蚊取り線香の灰の成分について
さて、いよいよ本題の蚊取り線香についてです。
残念なことに蚊取り線香の灰の成分を調べたデータなどは
ネットでは見つけることができませんでした。
誰か変わり者が分析してくれていることを期待したのですが……(笑)
蚊取り線香の成分というと、真っ先に有効成分が思い浮かぶでしょう。
天然のピレトリン系(除虫菊から抽出)や、合成ピレスロイド系(合成成分)などが
蚊の神経系を麻痺させる有効成分です。哺乳類には毒性がない安心な成分ですよ。
これらは加熱することで揮発し、効果を発揮します。
逆に言うと、有効成分は揮発してしまうため
蚊取り線香の灰には虫除けの効果はありません。
では残った灰は何かといえば、有効成分以外の線香の材料になります。
木粉・タブ粉(タブノキの樹皮や葉の粉末/粘結剤)・染料・香料などですね。
ここで注目すべきは木粉とタブ粉です。
そう、どちらも木です。
それを燃やしたわけですから、これはまさしく草木灰と言えるでしょう!
……まぁ、不純物が入っていないとは言いきれません。
ですが、蚊取り線香の材料から考えれば主には草木灰であるとは考えられます。
結論:蚊取り線香の灰 ≒ 草木灰
ということで、当ブログでの考察からの結論は
蚊取り線香の灰はおおよそ草木灰である
としたいと思います。
つまり
蚊取り線香の灰は肥料になる
です!!
勿論、蚊取り線香のメーカーとしては非推奨でしょう。
使用用途以外の責任など負えないので当然のことです。
蚊取り線香の灰を肥料や土壌改良剤として使用する際は、必ず自己責任でお願いします。
実際に成分を調べることはできませんが、割と真剣に考察しました。
我が家では蚊取り線香の灰をカリ肥料としてサツマイモに撒いていきますよ!
あとがき
普段、当ブログは顔文字いっぱいのくだけた内容ばかりなのに
真面目に記事をしたためてしまいました……(^▽^;)
蚊取り線香の灰については以前調べたものの、しっかり結論を出せていなかったので
自分の中で結論が出せて良かったです。
たまにはこういう記事も良いでしょう(*´艸`*)
\ランキング参加中/




