《植物図鑑》ノシラン
「忍耐」「謙虚」「あなたの為に」「ひっそり」
ノシランってどんな植物?
ノシラン(熨斗蘭)は本州の関東地方以西から南西諸島の温暖な地域の林床や海岸近くに
自生する、キジカクシ科ジャノヒゲ属の常緑多年草です。
名前に「ラン」とついていますが、ラン科ではなくユリ科に近いグループの植物です。
主な特徴として、艶のある濃緑色の細長く厚い葉がアーチを描くように優雅に広がり
株元にボリューム感が出ます。
夏(7月〜9月頃)には平べったい花茎を伸ばして、白く小さな花をうつむき加減に咲かせます。
そして花後にはジャノヒゲ(リュウノヒゲ)の仲間と同様に鮮やかで美しい
コバルトブルー(濃青色)の丸い実をつけ、秋から冬にかけての観賞価値も高いのが魅力です。
耐陰性が強く日陰や常緑樹の下でもよく育つため、
庭園の下草やグランドカバー(根締め)として古くから重宝されてきました。
葉に美しい斑が入る園芸品種なども好んで栽培されています。
育て方
ノシランは非常に強健で、初心者でも手間をかけずに育てやすい植物です。
基本的な育て方のポイントは以下の通りです。
植え場所・日当たり
基本的には半日陰から日陰を好みますが、日当たりの良い場所でも問題なく育ちます。
ただし真夏の直射日光に当たりすぎると葉が傷むことがあるため、
地植えにする場合は午前中だけ日が当たるような場所や樹木の木漏れ日が差すような場所が
適しています。
水遣り
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
耐乾性が高いため乾燥には比較的強いですが、水切れには注意しましょう。
地植えの場合は、根付いてしまえば基本的に降雨のみで十分育ちます。
用土・植え付け
水はけと水もちのバランスが良い、一般的な園芸用土であれば特に選びません。
植え付けの適期は春(3月〜5月)または秋(9月〜10月)です。
肥料
肥料は基本的には控えめで大丈夫です。
春の成長期に、緩効性化成肥料を少量施す程度で十分に育ちます。
手入れ・病害虫
病害虫の被害はほとんど見られず、非常に育てやすいのが特徴です。
冬場に葉が傷んだり汚れたりした場合、
春の芽出しの前に株元から刈り込んでおくと新しい綺麗な葉が気持ちよく生い茂ります。
また大きく成長して株が込み合ってきたら春か秋に株分けを兼ねて植え替えを行うと
元気な状態を保てます。
写真
実際に育てた感想
ノシラン ビッタータス スノードラゴンを地植えで数年育てています。
葉に白い斑が入る品種で、カラーリーフとして優秀な植物です。
フイリヤブランの花が白いバージョンかなと勝手に想像して育て始めたのですが、
結構違いました(笑)
株は小ぶりで、まとまりが良いです。寄せ植えに合いそうなサイズ感です。
フイリヤブランのように花が開かず、スズランのように下を向いた感じの花が咲きます。
花穂が低く花が白いため、花はあまり目立たないのがチョット残念です。
花はオマケ程度で、葉物として楽しむ植物ですかね(^▽^;)
ただ強健なのは同じですね。
地植えにしたら、基本何もしなくて大丈夫です。
フイリヤブランは生育が良いので切り戻しを行っていますが、
ノシランは一度も切り戻したことはありません。
今のところそれでキレイな葉を保てていますが、汚くなってきたら切り戻そうとは思っています。
リュウノヒゲと同じような青っぽい実がなるようですが、我が家ではまだ見たことはありません。
それが今後の楽しみとなっています(´▽`)
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