《植物図鑑》ヒガンバナ(彼岸花)
「悲しみ」「独立」「情熱」「あきらめ」「独立心」「また会う日を楽しみに」
彼岸花ってどんな植物?
彼岸花(ヒガンバナ)はヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草で、
秋の訪れを告げるように鮮やかな赤い花を咲かせる日本の代表的な野草です。
最大の特徴は「葉見ず花見ず」という独特の生育サイクルにあり、
秋のお彼岸の頃になると葉が全くない状態の地面から突然真っ直ぐな茎が伸びて花を咲かせます。
花が終わったあとの冬から春にかけて細長い葉を茂らせ、
夏が近づく頃には地上部が完全に枯れて休眠するという
一般的な植物とは逆の不思議なリズムを持っています。
もともとは中国から稲作の伝来とともに日本に入ってきた帰化植物とされていますが、
現在では日本の里山の風景に深く溶け込んでいます。
田んぼのあぜ道・土手・お墓の周辺などに群生して見られることが多いのは、
植物全体(特に球根)に強い毒性を持っているためです。
かつてはモグラやネズミなどの小動物が田んぼのあぜ道を掘るのを防いだり、
土葬が主流だった時代に動物からお墓を守ったりする「天然の防壁」として
人々の手によってあえて植えられてきました。
こうした「毒があること」「お墓のまわりに多く見られること」
「突然現れて鮮やかに咲き、すぐに枯れてしまうこと」などから、
「死人花」「地獄花」「幽霊花」といった不吉な別名も数多く持っています。
しかし、その艶やかで燃えるような赤色の美しさや
夏の終わりに季節の移り変わりを正確に告げてくれる存在感から
多くの詩・歌・絵画のモチーフとしても愛され続けています。
育て方
彼岸花の栽培は非常に手がかからず、
基本のポイントさえ押さえれば初心者でも簡単に育てることができます。
植え付け
7月から9月頃(地上部が枯れている休眠期)に球根を入手し、
水はけが良く日当たりの良い場所に
球根の頭が少し隠れるくらい(深さ5cm〜10cmほど)の深さに植えつけます。
地植えの場合は、株同士の間隔を10cm〜15cmほど空けて並べるとすっきりと育ちます。
鉢植えの場合は、根がよく伸びるためやや深めの鉢やプランターを選ぶのがコツです。
水遣り・肥料
水遣りと肥料については、驚くほど手間がかかりません。
地植えであれば基本的に雨水だけで十分に育つため、水やりの必要はほとんどありません。
ただし、乾燥が長く続いたときだけ軽く与えます。
鉢植えの場合も、土の表面が乾いてからたっぷりと与える程度です。
夏場の休眠期や葉が枯れている時期は水やりを控えめにします。
肥料についても、植え付け時に緩効性肥料を少量混ぜておくだけで十分です。
多く与えすぎるとかえって株が弱ることがあります。
ポイント
日々の管理で最も大切なのは、葉が茂っている秋から春にかけての期間(10月〜5月頃)に
しっかりと太陽光に当てることです。
彼岸花は秋に花を咲かせ、冬の間に葉を広げて光合成をして翌年のエネルギーを球根に蓄えます。
そのため、春に葉が黄色く枯れて自然に枯死するまでは葉を無理に切り取らずに
そのまま育てることが毎年キレイな花を咲かせるための大きなポイントになります。
寒さには比較的強い植物ですが、鉢植えの土が凍りつくような厳しい寒冷地では
軒下に移動させるなどの簡単な防寒対策を行うと安心です。
写真
実際に育てた感想
育てていたのはブログを始める前の2013年頃となっています。
そのため、写真の画質が悪くて申し訳ないです(´-∀-`;)
鉢植えで育てていました。
3球植え付けたのですが2球しか咲かず、翌年には1球になり、そのまま消滅しました。
さすがに前のことでどういう管理をしていたか詳細は覚えていないのですが、
多分水のやり過ぎだったのかな……という気がしています。
彼岸花って、あまり良くない印象を持たれる方もいるかと思いますが
自分は大好きな花です。
彼岸花はリコリスの一種(リコリス・ラジアータ)で、
リコリスって繊細でキレイな花じゃないですか。
なので彼岸花も素敵な花だと思うんですよね(*´ω`*)
十年以上の月日が経ち、自分のガーデニングの腕が上がっていることを信じて
また育ててみても良いかもしれません(*´艸`*)
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