《植物図鑑》キンモクセイ
「謙虚」「気高さ」「真実」「謙遜」
キンモクセイってどんな植物?
キンモクセイは、秋の訪れを甘い香りで知らせてくれる中国原産の常緑小高木です。
日本には江戸時代初期に渡来し、庭木・生け垣・公園樹などで広く親しまれています。
最大の特徴はその圧倒的な芳香で、クチナシやジンチョウゲと並び
日本における「三大香木」の一つに数えられています。
秋(9月下旬~10月頃)になると、緑色の葉の間に隠れるように
直径5ミリほどの鮮やかなオレンジ色の小さな花を密集させて咲かせます。
香りは非常に強く風に乗って遠くまで漂うため、
姿を見つける前に香りでその存在に気付くことも少なくありません。
また雌雄異株(または雄株のみが日本に導入された)であり、
日本で見られるのはほとんどが雄株であるため実をつけることはめったにありません。
乾燥や剪定に強く育てやすいため、日本の気候でも非常によく育つ丈夫な植物です。
育て方
キンモクセイは性質が丈夫で、庭木初心者でも比較的育てやすい植物です。
病害虫にも強く、しっかりと日光を当てて適切に剪定を行えば
毎年甘い香りの美しい花を咲かせてくれます。
元気に育てるための基本的なポイントは以下の通りです。
栽培環境
日光を好むため、日当たりが良く風通しの良い場所に植え付けるのが基本です。
日陰でも育ちますが日当たりが悪いと花つきが悪くなったり、
香りが弱くなったりすることがあります。
水はけと水もちが良く、腐植質に富んだ肥沃な土壌を好みます。
基本的には一般的な庭土であれば問題ありませんが、
水はけが悪い場所では腐葉土などを混ぜ込んで改善しておくと安心です。
水遣り
地植えの場合、根付いた後は基本的に降雨のみで十分です。
真夏など極端に乾燥する日が続く場合は、様子を見て水遣りをします。
鉢植えの場合、 土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。
肥料
寒肥
花後の栄養補給と翌年の成長のために、
1月〜2月頃に有機質肥料(油かすや堆肥など)を株の周りに施します。
花後のお礼肥
花が終わった直後の10月下旬〜11月頃に、化成肥料などを与えることも効果的です。
剪定
花が終わった直後の11月から春の芽出し前の3月までが適期です。
キンモクセイは放置すると大きく育ちます。
込み合った枝や内側の不要な枝を切り落とし、日当たりと風通しを良くしましょう。
また翌年の花芽は夏頃(7月〜8月頃)にかけて作られるため、
初夏以降の強い剪定は花芽を切ってしまう原因になるため避けるのが無難です。
植え付け・植え替え
3月〜4月頃または9月〜10月頃が適期です。
寒さや暑さが和らいでいる時期を選ぶと根づきやすくなります。
写真
実際に育てた感想
物心付く頃から実家にあった古株の大木です。
そのため、育てると言ってもほぼ何もしていません。
害虫の被害もないので、地植えで根付いたらほぼ世話要らずです。
唯一、5年に1回くらい植木屋に頼んで剪定してもらっています。
これは電線に当たりそうになるからで、広い庭なら剪定さえも要らないかもしれません。
逆に言うと、狭い場所に植えてしまうと大変かも……(´-∀-`;)
秋に香りがして、そこで開花に気付くんですよね。
本当に良い香りがします(*´ω`*)
開花後にオレンジの絨毯ができあがるのも、風情があって素敵です。
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